貴族とは名ばかりの貧しい帝国騎士(ライヒスリッター)の出のアンネローゼは宮廷内で孤立していた。この日、数少ない友人のシャフハウゼン子爵夫人のサロンでラインハルトと久方ぶりに面会する。ラインハルトが軍事物資の横流しを指摘し、逆に叱責された件を話すと、「筋の通る世の中じゃないんだから」とヴェストパーレ男爵夫人に諭される。
シャフハウゼン子爵夫人ドロテーアは苦境にあった。シャフハウゼン家が事業として投資していた地方の鉱山から天然ハイドロメタルの鉱脈が発見される。採掘権の横取りをもくろむ門閥貴族のヘルクスハイマー伯爵から難癖をつけられ、決闘を挑まれていた。ヘルクスハイマーは裏で手をまわし、シャフハウゼン家には代理人のなり手がなかった。
姉のために何かをしたいラインハルトは代理人を引き受けるのだが・・・・
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ヘルクスハイマーは「強欲、陰険、好色」の三拍子揃った(?)嫌な奴ですね。
この回は、キルヒアイスの心の声が聞けて、なかなか愉快でした(笑)
ヴェストパーレ男爵夫人に「ジーク」と呼ばれて、
"僕をジークと呼んでいいのは、アンネローゼさまだけなんだが・・・"
ラインハルトに「たまには私に譲れ」と言われて、
"たまにはって、いつもいいところ持って行くじゃないですか・・・"
思わずニヤリとしてしまいます(笑)
2009年5月13日水曜日
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この話の決闘のシーンを何度も観て、ドイツ語の1から10までを習得(笑)
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