第28回「北の独眼竜」
惣右衛門は妻よしと出産を控えた お船を見舞う。自分の時よりも優しい夫によしは泣き出すが、"そなたより歳かさゆえ"と諭す。
秀吉からの書状は奥羽の伊達正宗に関することだった。兼続は景勝の名代として赴く。戦乱に民は疲弊している。新しい国造りに協力せよと言うが、正宗は取り合わない。
天正17年(1589年)6月。兼続は佐渡にわたり、河原田城主・本間高統を説き伏せる。「戦乱のない世で民のため、尽力してほしい」
佐渡平定の間隙を突いて、正宗は会津の芦名を滅ぼす。景勝は越後の守りを固めるのだが…
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戦乱のない世界。後世の我々はその後も日本でも世界でも戦いは無くならないことを知っています。先の見えない戦国時代に「愛」を掲げ、真っ直ぐに生きた兼続は実に鮮やかですね。北条や伊達とも連絡を持つ、家康の強かさには舌を巻きますが、後に天下人になっても上杉を潰さなかったのは、上杉を認めていたのかもしれません。
2009年7月12日日曜日
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夫を気遣い、気丈に振る舞うお船。離れていても心は一つ。清々しさを感じました。お船はいい(^^)v
返信削除今回、やっと三成が新しい着物で登場… いままでの着物は瀟洒な着こなしですが、見るたびに違う道服の秀吉の腹心としてはどこか自然さを感じていました…
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